Amazonの価格競争への対策

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儲かると思って仕入れたのに、出品するころにはライバルが増えて価格が大きく下がって儲からなくなっていたという経験ありますよね。価格が安い方がAmazonのカートを取りやすいので、出品者数が増えてくると、みなさん競って価格を下げられます。

特に初心者の方は、他のセラーが値下げしだすと不安になるんじゃないでしょうか。周りに合わせないとおいてけぼりになるような気がして、一緒になって価格競争に参加している人も多いかと思います。

価格競争に巻き込まれたら

売れる商品というのは、出品者数の増減を繰り返しているものが多いです。分かりやすい例だと下のような感じですね。

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出品者数が増えると、ほとんどの場合は価格が下がります。価格が下がるとセラーにとっては儲からない商品になるので、新しく出品する人がいなくなり、出品者数が減っていきます。

出品者数が減ると、需要と供給の関係から当然価格は上昇していきます。そして価格が上がると、再び儲かると判断したセラーが集まってきて出品者数が増えます。

この増減の波を上手く捉えられたら、 今後の価格と出品者数の推移もある程度予測可能になります。

価格競争が始まっても、今後価格が元に戻る見込みがあるなら、しばらく待つことで他のセラーより高く売ることもできます。

意図的に価格を崩壊させる

あまりお勧めはしませんが、意図的に価格を崩壊させてライバルを減らすという手法があります。3000円で出品されている商品の場合、普通の価格競争なら、2990、2980・・・と少しずつ安くなっていきますよね。

ここであなたが一気に2700円まで下げたとします。すると、多分他のセラーもこの価格まで下げてくるでしょう。そこからさらに2500円ぐらいまで下げてやります。

これを繰り返すと短期間で価格を大幅に下げることができます。後は自分だけ元の価格に戻しておけばOKです。価格が下がると売れ行きが良くなるので、ライバルの在庫もどんどん減っていきます。

もちろん価格を引き下げている最中に自分の商品が買われてしまうリスクもあるので、そこだけ注意しときましょう。

価格競争に巻き込まれないためには

価格競争に巻き込まれないためには、今後販売価格が上がる商品を予測して、上がる前に仕入れるようにしましょう。価格が上昇してから仕入れてては遅いです。

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出品者数と価格の増減は反比例しているように見えますが、実際には若干のズレ(タイムラグ)があります。例えば上のグラフだと、最初の出品者数の山が頂点を迎えて、その後減少に向かってしばらくしてから価格が上昇を始めています。

この「出品者数が減少傾向にあるのに、価格が上がっていない状態」が 一番の仕入れ時である場合が多いです。グラフで言うと2013年12月末ごろですね。

出品者数が減少傾向にあるということは、現在の価格では儲からないと判断しているセラーが多いと考えられます。つまり、需要>供給の状態です。

それにもかかわらず価格が上昇していかないのは、上昇の流れを塞き止めているセラーがいるからです。上のグラフだと、儲からないにもかかわらず2000円台前半で売り続けているセラーがいたと考えられますね。

彼らが安値圏で売り続ける理由は主に
・適切な価格が分からない
・とりあえず最安値に合わせている
・早く在庫を処分したい
・完全に放置して忘れている
のどれかでしょう

この「安値圏セラー」が商品の見掛け上の価格を下げていて、儲かる商品を、儲からない商品のように偽装しているのです。

この場合「安値圏セラー」の在庫がなくなった瞬間に価格が急上昇することがあります。あとは、それに合わせて出品すれば比較的簡単に利益を出すことができます。

ここで注意したいのは「安値圏セラー」以外のセラーです。つまり、「安値圏セラー」が消えて価格が上がるのを待ち構えているセラーのことです。

ここでは彼らがライバルになるため、彼らの数が少ないほうが儲けやすい商品といえます。例えば、ある商品を扱っているセラーは5人で、販売価格は以下の通りだったとします。

セラーA:2000円
セラーB:2000円
セラーC:2000円
セラーD:2000円
セラーE:4000円

セラーA~Dが安値圏で堰き止めているセラーです。セラーEは他のセラーが消えて価格が上がるのを待ち構えています。

この場合、最低出品価格が2000円なので、多くのセラーは儲からないと判断して参入してきません。(もちろん実際には将来の価格変動を見越して参入してくるセラーもいますが、ここでは単純化のために誰も参入してこないことにします。)

この場合、セラーA~Dが消えた後に残るのはセラーEただ1人になります。ここにあなたがセラーEと同じ価格で参入したとします。

セラーA~Dが消えたことにより最低出品価格が4000円に上昇するので、海外との価格差を見つけた他のセラーが参入してくるでしょう。しかし、輸入ビジネスでは仕入れから出品まで最短でも1週間ぐらいはかかるので、その間にあなたとセラーEは余裕を持って在庫を売り切ることができます。

しかし下の場合はどうでしょうか。

セラーA:2000円
セラーB:4000円
セラーC:4000円
セラーD:4000円
セラーE:4000円

この場合はたとえセラーAが消えても、セラーB~Eが残ります。あなたが参入した場合、計5人で販売することになるので、さっきのパターンより売れ行きは落ち込みます。

もたもたしていると、価格差を発見した新規参入者が押し寄せてくるので、結局価格競争に巻き込まれることになりかねません。このように、常にライバルの数を意識して仕入れ判断を行うようにしましょう。

まとめ

輸入ビジネスの実践者はだんだんと増えてきており、単純に海外との価格差のみを追いかけるだけでは、利益を出し辛くなってきています。

価格だけでなく出品者数や在庫の数などにも注目して、適切な販売戦略を立てるようにしましょう。少し意識するだけで、価格競争に巻き込まれる可能性はグンと減ります。

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